晴れていたのは午後二時過ぎまでで、気がついたら小雨交じりの冷たい風。
春だと思っていたのに。
確かに春です。
暖かいです。
一月や二月よりははるかに。
そして、ひどい頭痛と吐き気は止まりません。めまいとも仲良くしています。仲良くな
りたくないのに。ひどい話ですよ。
ガソリンの匂いをかいだのが午後四時過ぎ。
懐かしい街を流したあと、日が暮れるのを正面に見ましたよ。
いつでも日暮れ時は狂いそうになりませんか?
まったくおかしな話ですよ。
さて、前々回に予告した「病気自慢パート2 以下略」をお送りしましょうか?
それにしても現在もまた頭痛とめまいが続いているのですよ。
たぶんぶった切りすぎたからですよ。
どういうわけでしょう。
あの本が関係してるわけでもないと思います。たぶん、そういうタイプの人は蛍光が近
いのでしょう。やってることと考えていることが。
意外に淡々としているもので、きっと最後の瞬間もこんな感じなのかなぁと思います。
だといいですね。さっさと最終回を迎えて欲しいものです。
さて、思い起こすは約一年と二ヶ月前。
わたしはいよいよ困ったなー状態になってしまい、感情が頻繁に爆発し、止めどなくお
かしい状態になってしまいました。
なので、とある人の薦めもあったので、わたしはとある病院に出向くことになったので
すよ。ええ。とある病院です。
どんな病院かというと、とてもきれいな病院ですね。
そして、売店もありました。
わたしはそこの売店で、行くたびにアイスを食ってました。
自販機で500ミリリットルサイズのキリンレモンを飲んだりもしてました。
喉が渇くのですよ。
冬は空気が乾燥していますからね。
そんなことはどうでもよいのです。
その病院は、通い続けてしばらくして申請すると、医療費負担が5%になる制度を持っ
ている機関です。
察しのいい人は理解してください。それ以上は防衛機密です。
そして、わたしは受付で手続きを済ませ、十五分くらい待ったでしょうか。
なんかマンガとか雑誌でもあればよいのですが、それ系の支援団体関係会報などしかな
く、暇のつぶしようがありませんでした。困ります。
しかし、以前行った病院には、「ブラックジャック」がありました。どういうことでしょ
う。
「ブラックジャック」も弱い話があるので困ります。わたしを狂わせる話です。
狂わせるというと、今日は書店で立ち読みして、危うくその場で自殺するところでした
よ。ゲラゲラ。いや、死にたくなってしまったというだけですが。破壊力抜群の本を読ん
でしまいました。わたしははじめて、書店で号泣してしまいましたよ。
まあそれはいいとして。
受付が終わると、しばらくしたら呼ばれるわけですよ。
「○○さん、どうぞ」
と。
以下は、見てきたようにわたしが書いてしまった「夏の扉」の最初の方とまったく同じ
ですが、わたしは医師に「夢を見ますか?」とか、「楽器を弾きますか?」といった質問は
していません。
眠れなーい。
寝覚めがわるーい。
仕事中にパニックみたいな感じで感情が爆発して困―る。
変な音が聞こえーる。
そんな話をしました。
風邪引いたとか、胃が痛いとか、めまいがする、などといった症状と違って、今回は説
明しづらいです。
詐病だと思われてもむかつくし、自分がどの程度のレベルにあるのかもわからないし。
困ったもんですね。
目の前の医師を前にして、ただ、だらだらと自分の感情を羅列していきました。
そして、医師は「変な音が聞こえる」というわたしの言葉に興味を持ったようです。
わたしは「ヤバイことを言ってしまった」と思いましたが、アフター・ザ・フェスティ
バルですよ。
医師はわたしにこう聞きました。
「街を歩いてても音は聞こえますか?」
いいえ。
「通り過ぎる人がこう、自分の噂をしているとか、そんな感じになったりします?」
いいえ。
やっばいなぁー、これ100%、統合失調症の疑いがないかどうか確かめてるよなぁ。
わたしには病識があるんです。詐病かもしれないし、境界例かもしれないけど、本当に
眠れない寝付き悪い変な夢見て狂いそうになる、感情爆発して困る、変な音聞こえる、本
当なんですってば。
でも、通り過ぎる人が自分のことを言っているとか、出会う人が全部自分の考えている
ことを読んでいるとか、テレビでブッシュ大統領がわたしに指令を送っているとか、そう
いうことはないんですよ。ええ。
そういう風に話したら、ちょっと安心したような様子。
で、1時間くらい話をしましたよ。
そして、処方箋を食らいましたよ。
その病院は院内に薬局があるので、診察が終わったあとで金を払い、クスリが出てくる
のを待ちました。
またも暇な時間の到来です。
そして出てきました。
薬局にもなんといすが置いてあり、窓口でわたしは腰掛けながら、クスリの説明を受け
ました。
あそこまで細かいクスリの説明を受けたのははじめてですよ。
やっぱし、用法間違えると変なことになったりするのでしょうかね。
そして、たったいま煙草を喫いたくなったので、しばしお待ちを。
煙草を持ってきてしまいました!
そして、そのときに医師がわたしに下した診断は、「抑鬱状態」だそうで。端的に言うと
「抑鬱神経症」だったんですかね。わたしはいまにして思うとそこまで悪くないような気
がしたのですが。いまの方がよほどひどい状況ですよ。当時はぶった切りもやってなかっ
たし。
薬局で処方されたクスリの名前を、わたしはすべて忘却しました。残念です。
ワイパックスを食らっていた記憶はありますが、もう一種類を忘れました。
睡眠導入剤もいただきましたが、飲んだら眠りすぎて困った事態に一度なってしまった
ので、というか、睡眠時間が五時間を切っていましたので、クスリが残るんですよ。
残ってしまっては朝がとてもめでたいことになってしまうので、しばらく飲みませんで
した。
だから、睡眠障害状態はケイゾク。
意味ないじゃねーか。
と思われるでしょうが、わたしに効いたような気がするのは、ワイパックスともう一種
類のクスリですね。
これは効いたような気がします。
世界の悲しみを受診しなくなったのです。有り体に書けば。
悲しみについて考えようとしても、「まあいいか」と考えないようになってしまうのです。
これは正しい姿なのでしょうか。
いま考えると、世界は本当に悲しみに満ちているのだから、それを考えないようにする
というのは、摂理に反している気がします。
だって、本当に世界は悲しみに満ちているのですよ。それを感じないというのは、おか
しいのです。
それはいいとして。
で、ワイパックス様はときどき飲んでおりました。
そうそう!
クスリで考えるのですが、クスリは「食後」3回分が一日の量になるわけですが、わた
しは三食食わないんですよ。
すると、どうなるか。
クスリが余るのです。
どんどん余るのです。
一日三回飲んだことがないですよ。
風邪薬も、それのクスリも。
とりわけ、それのクスリは、血中の薬品濃度が安定するのに、三回飲んで2週間くらい
と聞きましたので、ダメダメですよ。
定時定時に飯食えるわけでもないので。
ええ。
しかし、ワイパックス君ともう一種類のクスリは効きました。確かに。
変な音は相変わらず聞こえてましたが、これは「気のせい」ですから。ええ。
医師に「気のせいですよ」と話したら、「気のせいで聞こえるのがよくないんですよ」と
言われました。もっともです。
そして一ヶ月くらいクスリ飲んでましたね。
あんがい効いてたような気がしてましたが、だんだん病院に行くのが面倒になり、行か
なくなりました。
ごめんなさい、眠くなりました。
続きはまた明日。
(2004-03-31)