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東京エクスプレス

 
 電話機の下に目薬がありました。
 目薬はチェックシックス、ボールペンとシャープペンがありました。
 そのすぐ脇にはフィンガーチップでコカコーラのキャップが転がっています。
 12時方向には当然バンソーコーがありますから、音源の電源はまだ入っていません。
 そんな日々ですが、どういうことでしょう、本日の天気のよさときたら。
 腹立たしい。
 だからきっと私は一日中不機嫌だったのですよ。
 不機嫌ですよ。
 とてつもなく不機嫌ですよ。
 しかし、浜辺でコーラの瓶が緑色に輝いていて、きっとそこはもう数少ない残された砂
浜です。知っていますか? 海水位が一センチ上昇すると、砂浜が一メートル後退するの
ですよ。白石怜さんに訊いてください。彼ならきっとめんどくさそうに教えてくれますよ。
 白石怜さんに会ったのは、いつだったでしょう。
 彼が環境調査員をやっていたころから、おそらく私は彼のことを知っていたような気が
します。彼はもうすっかり仕事に対するやる気を失っていました。
 何のために自分がこの世界の変化してゆく様を見届けなければならないのか、その因果
について彼はずっと考えていたようです。
 そんな時、彼は自分の所属する環境保健局でしたっけ、それが入居するビルから飛び降
りようとしたのです。ラジオゾンデを飛ばす屋上からです。
 ビックリですよ。
 気がついたらコンクリートの床に転がっていたらしいです。
 同僚に止められたらしいのですね。
 死ぬ気なんてなくて、ただフラフラと、「飛べそうな気がした」らしいのですが、後から
であればなんとでも言えますよ。危険です危険です。

 空気公団をなぜ好きか。
「やられた!」
 と思わせるには十分なそのバンド名ですかね。
 なんとまあ、「空気公団」ですよ。
 一度聞いたら忘れません。
 ちょっとSFチックなのがよいですよ。
 わたしは「こども」と「約束しよう」しか持っていないのですが、ドラムの音が気持ち
よいです。これはいいです。わたしはこういうドラムの音が好きなのです。
 こういう時間を過ごしたい。
 意味不明ですね。

 しかし、今日はタイヤスモークを派手に上げてしまいました。ごめんなさい。
 しかも三度も。
 思ったほどブレーキが効かないのです。
 嘘です。
 ロックするんだからブレーキは効いているのです。
 タイヤがきっとウンコなんですよ。
 ウンコ。
 汚いですね。
 こういうのを自由連想法というのでしょうかね。

 空気公団だと「白のフワフワ」ですか。
 Kさん(電話をくれた人でも税務署関係のKさんでも鉄道員のKさんでもありません。
草津温泉に行きましょう、と言葉はいつまでも生きているのですよ。Kさん)、あなたの
描いた「白のフワフワ(想像図)」は今見ても大爆笑してしまいます。
 もしよろしければ、わたしのサイトで公開させてくださいよ。
 ダメですか?
 よろしければメールください。
 いえ、われわれにメールなどという手段は必要ありません。
 なぜならば、対流圏の少し上に、チャルドネック流層という不思議な層があって、そこ
から絶え間なく「リッターグレンネル派」という不思議な電波が私たちを包み込んでいる
からですよ。こいつはすばらしい。エクセレント。マーヴェラス。
 チャルドネック流層を発見したのは、1975年、ソ連の科学者である、アレクセイ・コル
チャコフという物理学者らしいです。そう聞きました。隣の部屋の天使からわたしが。
 天使はみんなチリチリパーマのおっさんですよ。皆さんだまされてはいけません。
「君は僕の天使だよ」
「天使のような彼女」
 嘘です。
 天使はみんなおっさんなのです。
 それは税務署関係のKがわたしに言っていました。
 使徒と天使は違うのですか?
 違いました。
 使徒は12人いますが、天使は四大天使などわけがわかりません。
 ミカエルはチリチリ頭らしいです。
『パラダイス・ロスト』でも読みましょう。なんと、サタンの言葉を……。困ったことで
すね。ルシファー。堕天使ですね。
 堕落と墜落。
 墜落はいやですね。
 撃墜ならばよいのですが。
 撃墜されてはいけません。
 ベイルアウトしましょう。ベイルアウトを『ヴェールアウト』と説明しているサイトを
発見しましたが、それは違います。ベイルアウトのスペルは、Bail Outです。直訳すると
「救済される」という意味があるようです。戦闘機から脱出することを「ベイルアウト」
といいます。覚えておくと人生が豊かになるでしょう。
 パイロットが「スコークセブンセブン」などと口走ったら、かなり危険です。
 パイロットが「スコークセブンシックス」などと口走ったらそれも危険です。
「我々はリビアへ亡命する」
「わたしが君たちの新しい機長だ」
 怖いですね。
 しかしリビアはもう亡命する必要のない国になってしまったようです。
「我々はリビアへ亡命する」
 でピンと来た人は、1987年ごろに小学館から発刊されていた某漫画誌を読んでいた人で
す。ええ。懐かしいですね。わかんないですね。マーヴェラス。

 夢の話をしようと思っていたのですよ。
 しかし、とても面倒くさくなった上、猛烈に煙草を喫いたくなったので今日はこのへん
です。

 ではいずれ股。


(2004-04-29)



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