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衝撃波

 
 5月5日です。
 どうやら連休は本日を持って終わるようです。
 世間的にはどうやら連休だったようです。
 休みはすばらしいのですが、私は私のことを含めて疑問に思うことがあります。本日は
そのことについて短く述べてみようかと思います。

 なぜ休みの日には、みなあわてたように出かけるのか。

 不思議で仕方がありません。
 休みの日なのに平日より疲れ果てるような人もいるのです。
 どうにもおかしな話で。

 おかしいというと、こんな一文です。

「道路交通情報です。各地の渋滞情報をお伝えします。東名高速道路は東京へ向かう車線
が、神奈川県の大和バス停付近を先頭に15キロ。中央自動車道は東京へ向かう上り線で、
小仏トンネル付近から17キロ。東北自動車道は上り線が羽生サービスエリア付近から16
キロ。関越自動車道は……」

 誰か渋滞の先頭を見たことがあるひとはいますか?
 私はありません。
 みなさん不思議に感じられていることでしょう。
 渋滞は実際研究もされるようですが、人間の心理に関わる部分が大きく絡んできます。
 たとえばトンネルの入口や、急に「見える」カーブの入口、サービスエリアやインター
チェンジへつづくランプウェイに並ぶ車の列。
 これらを見ると、ドライバーは無意識にアクセルペダル(アメリカ風にいいいますと、
ガスペダルですね)から一瞬でも足を離してしまいます。
 これが減速の衝撃波の発端です。
 先頭の車がわずかでも速度を落としたとします。すると、後続の二台目の車も速度を落
とします。こうして後続の車が続々と速度を落としていくと、どこかのドライバーはとう
とうブレーキペダルを踏んでしまいます。
 ブレーキランプが点灯すれば、まず間違いなくその後続の車のドライバーはやはりブレ
ーキをかけます。
 さらに後続の車もブレーキをかけます。
 そして、とうとう後続のいずれかの車は停止してしまいます。
 これが減速の衝撃波と呼ばれる現象です。
 自然渋滞の原因はまずこれです。ですから、渋滞の先頭など存在しません。

 それにしても、お盆やゴールデンウィーク、年末年始。
 なんでまあこうも道路が込み合うのでしょう。
 みなさんわかりきっているのになぜ出かけるのでしょう。
 信じられないのは新幹線の乗車率が180%などと聞いたときです。
 私は北海道にずっと住み続けているものですから、残念ながら新幹線には乗ったことが
ありません。乗車率180%などという軌道交通は、朝夕の地下鉄くらいなものですが、札
幌の市営地下鉄は年々乗客が減り続けているというめでたい交通機関です。それほどひど
い混雑はありません。
 新幹線が通勤ラッシュの電車並みというのはまったく信じられません。

 新幹線の話はまた明日。

 そんなこんなでゴールデンウィーク、休みだったひともこれから休みのひとも、お疲れ
様でした。いろいろな意味で。


(2004-05-05)



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