<施設>に行く機会を逸してしまい、ようするに私はクスリ切れ。ごめんなさい、<施設>
じゃありません。病院です。病院にも理容院にも行けないのです。火曜日が祝日なんです
よ! 祝日は病院が外来受付やってない。床屋は火曜日が休みだ! というわけで、ご名
答。私は火曜日が休みです。だからといってつけ狙わないように。
坂本龍一「セルフ・ポートレイト」を聴いております。効きます。かなり効きます。す
ばらしい曲です。この曲は逆転再生してもいい曲なのです。すばらしい。同じフレーズを
転調しながら続けていくという恐ろしい曲。すばらしい。ブリッジ部分の転調はゾクゾク
します。真似できません。さすがキョージュ。ただしキョージュのイデオロギーには賛同
できません。残念です。
長野まゆみ「新世界」を読み返しております。長野まゆみの読者に男性はいないのでし
ょうか。いなさそうです。けれど読んでます。しかし最近は読んでいません。新刊出てる
けど、ますます私には入りこめない世界になってしまいました。私が好きなのは「天体議
会」。とにかく雰囲気が。冒頭の一文だけでゾクゾクきます(こればっか)。
あれは1992年か1993年。私は長野まゆみを知りました。何のことはない、NHKのラ
ジオドラマを録音したテープを友人に聞かせてもらったのがきっかけなんですが。あれは
「少年アリス」のラジオドラマ。友人は「少年アリス」より、作者不詳の「いつか猫にな
る日まで」が好きだったようですが、残念ながら、「いつネコ」は、最終回のラストで、ま
さに坂本龍一の「セルフ・ポートレイト」が使われているという以外、何にも覚えていま
せん。ごめんなさい。
NHKというと、大昔に放映された「オアシスを求めて」というドラマがありました。日
本にはめずらしい本格宇宙SF、らしいのですが、肝心なポイントはまったく覚えておりま
せん。それもそのはず、私は小学生。しかも高学年ではありませんでした。中井貴一が主
演していたなどとは、最近になってから知ったのです。番組名も分からなかったのに、ど
ういう弾みか知ることができ、ストーリーも大まかながら思いだすことができました。あ
の日あの番組を見て印象的だったのは、雨に煙る都市(今にして思えばあれは「ブレードラ
ンナー」の影響だな)と、東京オリンピックを思い起こす老人と、「この時代の日本の平均寿
命は120歳」というナレーション。どうも当時から私はSFが好きだったようで。
ただ、ラストシーン近く、中井貴一扮する織部が、中枢コンピュータの謎を解きにいく
シーンは非常に怖かった。あとで知ったストーリーによると、そのコンピュータの正体は、
クローン人間だったというオチ。
当時の方がSFも元気だったなぁ。それこそ10年くらいまえ、火星を舞台にしたSFド
ラマが数本作られていたような記憶があるけれど、記憶にたいして残っていないというこ
とは、たいしたことがなかったということですかね。
ある知り合いが、「クローンや遺伝子技術は、侵してはならない神の領域だ」というよう
なことを言っておりました。実は私もおおむねその意見に賛同します。手を出してはいけ
ない領域というものが、やはり人間には必要な気がします。技術の進歩はすばらしいこと
かもしれないけれど、行き過ぎはいけない。三歳の子供にライターを持たせることが危険
なように、人間がもてあますような技術はいらない。
核融合?
今のところ実用化されたのは水爆だけですか。
核融合発電が商業的に実用化されるのは、あと半世紀はかかるとか。困難ですね。核融
合パルスロケットなんて魅力的な宇宙船の推進装置もありますが。その「理論上の最新ロ
ケット」を使っても、火星までは3ヶ月かかるとか。
3ヶ月も宇宙空間をただ旅するなんて私には無理です。発狂します。宇宙船には精神科医
を乗せるべきですね。
とりとめもない。
実のところ、冒頭に書きましたように、私はクスリが切れております。
だからなのか、意識がそうさせるのか、リバウンドが発生しております。
精神状態は最悪です。
仕方がないでしょう、だって僕にはクスリがないんだ。
って、あってもなくても変わらない日々を送っていたのですけど。
これはもう性格だからしかたがないと思うんですが。どう思いますか。彼はこう言うだ
ろう。
「お前がどうなろうと、知ったことか。俺には関係ない
(2004-11-21)