太鼓のループ音源がダウンロードサイトにアップされました

自宅から車で5分くらいのところに「ディスカバリー・ファーム」という会社がある。
CDプレスやサウンドファイルの制作、独自のレーベルなどいろいろとやっていて、札幌が本社なのだが、東京をはじめ全国に支店がある元気な会社だ。
インドネシアなど海外のサウンドを久保田麻琴さんがプロデュースしていたので、最初は麻琴さんから紹介されたのだが、このたび、6日から僕の太鼓ループ音源が「ディスカバリー・サウンド」からダウンロード販売されることになった。

DISCOVERY SOUND

古いけれど本ケヤキの一尺二寸の鋲留め太鼓を手に入れてから9年、最近やっと太鼓のチューニングのコツを覚えて自分でも「いい響き」が出せるようになった。世界中にいろいろな太鼓があるけれど、この天地とつながるような玄妙な響きはなかなかない。そしてこれが長い間、この日本で神楽などの神事芸能に使われてきた理由なのだろう。
僕が見て歩いた全国の神楽で使われている太鼓(古いもの)は、一台の音で祭り空間を作り上げる「霊性の高い」音なのである。
で、いいチューニングが出来たときにちょっと録音をしてディスカバリーファームの中にあるディスカバリーサウンドのスタッフに聞いてもらったら「いい音ですね」という反応で、それじゃあダウンロード音源にしてみましょうか、となった次第である。
僕としては太鼓の音色をメインに作品を作り始めているところだが、まだまだ楽曲としては試行錯誤中。でも、この太鼓の音色は聞いてもらいたい。ということで131ファイルを録音して、このたびアップロードされることになったのである。
ダウンロード数はデータでわかるから、どのくらいの興味を持たれているかわかるわけで、そこも楽しみ。
試聴用には「ピーッ」という音が重なりますが、スピーカーかヘッドフォンで聴いていただきたい。
ポップス界ではほんとに数が少なく、ドンキホーテのように太鼓を使い続けている僕のようなon the borderの仲間が、この音源をきっかけに増えてくれればいいと思っている。
















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