MICABOX PROFILE



photo by T.Someya

三上敏視(MICABOX) プロフィール

1953年愛知県生まれ、武蔵野育ち。現住所は札幌だが、活動は主に東京。

とりあえずの肩書き :
音楽家 / 神楽・伝承音楽研究家

主な活動 :
◇ MICABOXとして主にモダンルーツ音楽の製作とライブ活動。CDは『ひねもす』がその代表作。ライブは高遠彩子をメインボーカルに迎え二人のユニットで行うことが多いが、民謡歌手の木津茂理やフィドラーの高木光介などを加えることもあり、フレキシブルである。
◇三上敏視として多様な音楽の作曲、編曲、プロデュースをする。札幌雪まつりのレーザーショーや各種イベントでの仕事多数。
06年から六本木スーパーデラックスを会場にざぶとん亭風流企画が主催しているシリーズライブ「寒空はだかカラフルロスタイムショー」の音楽監督を担当。

◇気功音楽家として『気舞』『香功』などをリリース。日本ではもっとも広い気功ネットワークの中でその音楽が使われている。
◇演奏家として細野晴臣&東京シャイネスではアコーディオンを担当。サポートミュージシャンとして、あがた森魚などのライブで太鼓、パーカッションやギターなどを担当。変わったところでは02年に来日したアフリカ・ジンバブエのバンド「ジェナグル」でサポートギタリストを務めたことがある。ロックギターよりもアフリカンポップス的なギターが向いているようだ。

◇現在は大太鼓、締太鼓、小型の締太鼓の太鼓三種にスネアを加えたセットでの演奏に力を注いでいる。
◇細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットではこれらに加えてディジェリドゥーや各種民族楽器も演奏。
◇モンゴロイドユニットのメンバーでもある笛奏者雲龍氏などと神社仏閣、聖地での奉納演奏活動。

◇神楽・伝承音楽研究家として全国の里神楽を中心に祭りのフィールドワークを続ける。
そして神楽とその背景にある祭祀文化を日本のルーツミュージック、ネイティブカルチャーとしてとらえ、これを広く知ってもらうために09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング刊)を出版、これまでになかった初の神楽ガイドブックとして注目を集め、日本経済新聞、朝日新聞、共同通信配信の全国地方誌などで紹介される。 そして、テレビモニターやプロジェクターを用意してもらえば全国どこへでも出向いて映像で神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動を各地で行う。

仕事に関するお問い合わせやオファーなどはmicaboxまでメールをお送り下さい。
その他、過去にいろいろやって来たことは活動歴を参照下さい。

主な所属 :
多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員
◇細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットメンバー














略歴 :
■78年に札幌に移り、元はちみつパイの和田博巳を中心に結成されたバンド「QUOATAIONS」でギタリストとして活動するほか、自主製作映画グループ「銀河画報社」で山田勇男監督作品の音楽を担当。
■フリースペース「駅裏8号倉庫」の運営に関わったり、「月刊宝島」の北海道情報員を担当するなどローカル &マイナーの世界で種々の活動をする。
■88年から5年ほどアイヌの文化運動の手伝いをして93年に別冊宝島『アイヌの本』を企画編集。
■日本気功の黎明期に関西気功協会(現・NPO法人気功協会)に関わり、94年に気功法「香功」のための音楽テープを製作、96年にはリラクゼーションや気功、太極拳などのためのCD『気舞』を発表。
■95年より細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加、97年より毎年このグループで伊勢・猿田彦神社の「おひらきまつり」に出演。その後発足した「猿田彦大神フォーラム」世話人として神楽調査を担当、全国各地の里神楽を見学して歩き、日本の音楽、芸能のルーツとしてその多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。その後も辺境の神楽にとりつかれ、音楽にも反映させるべく見て歩く。
■99年からモンゴロイドユニットに加わった高遠彩子をボーカリストに迎え、MICABOX名義で楽曲製作を開始、04年5月細野晴臣主宰のレーベル「daisyworld discs」からアルバム、MICABOX feat. Ayako Takato『ひねもす』をリリース。イギリスのアジア音楽専門サイト「Far Side Music」のトップ10で第3位。
■05年講談の神田山陽とのコラボレーションでは阪妻の無声映画「雄呂血」の活弁のための音楽を制作し、サッポロカルチャーナイト・道庁赤レンガ前広場で生演奏をする。
■04年7月世界に向けて放送された、NHK国際放送「Weekend Japanology」の「神楽」特集にゲスト解説者として出演。
■05年5月、土佐・本川神楽のイギリスツアーのコーディネイト。現地で神楽ワークショップをする。
■05年6月に韓国・晋州で行われる「仮面劇フェスティバル」にMICABOXとして高遠彩子とライブ出演。


■05-06年にかけて細野晴臣&東京シャイネスのメンバーとしてコンサートツアー。
■06年6月にイギリス・ロンドンで開催された「City of London Festival」に「日本発のモダンルーツミュージック」として招待され、ゲストの木津茂理と高木光介を加えてMICABOXの単独ライブを行う。
■06年6月、韓国「晋州仮面劇フェスティバル」のシンポジウムに出席と隠岐島前神楽公演のコーディネイト。
■06年11月より多摩美術大学芸術人類学研究所(所長・中沢新一)特別研究員。
■07年2月、新しくできた国立新美術館の黒川紀章展のイベントでMICABOXライブ。国立新美術館のライブ第1号となる。
■ 07年3月、NHK-FMの特番、日本音めぐり「心のリズム、日本の太鼓」で神楽の太鼓の解説ゲストとして出演。
■07年3月、前年にイギリス、オランダでもリリースされた『ひねもす』が、英ワールドミュージック誌『SONGLINES』のレビューで4っ星を獲得。
■07年6月、韓国・晋州「東アジア仮面劇フェスティバル」のシンポジウムに出席と高千穂秋元神楽公演のコーディネイト。

■08年1月『細野晴臣 STRANGE SONG BOOK - Tribute to Haruomi Hosono2』(COMMMONS)に「風をあつめて」で参加。
■08年5月、韓国・晋州「東アジア仮面劇フェスティバル」のシンポジウムに出席と伊勢大神楽公演のコーディネイト。
■08年11月、横浜黄金町「試聴室その2」でMICABOXライブ。
■08年11月、飯田市美術博物館で開催された南信州フォーラム『祭りの流儀』にパネリスト参加。神楽VJも行う。

■09年4月、韓国ソウルで行われた『金梅子舞踊公演』に「(仮)東日本モンゴロイドユニット」でダンスの伴奏をする。メンバーは細野晴臣、鎌田東二、三上敏視、高遠彩子、嵯峨治彦の臨時の5人編成。
■09年4月、渋谷AXで行われた『WORLD HAPPINESS』プレイベント「カラフルロスタイムショーDX」で1時間の開場時間オープニングアクトなどを務める。
■09年5月、韓国・晋州「東アジア仮面劇フェスティバル」のシンポジウムに出席と早池峰嶽流石鳩岡神楽公演のコーディネイト。
■09年6月、横浜黄金町「試聴室その2」で「モダンルーツ・ラボ」というライブシリーズを始める。vol.1は木津茂理との実験ライブ。
■09年9月、韓国ソウルで行われた国家イベント『伝統演戯祝祭』で伊勢大神楽公演のコーディネイトと、「伝統を元にした新しい表現のコンペティション」で海外審査員を務める。

■09年10月、アルテスパブリッシングより『神楽と出会う本』を発刊。久保田麻琴氏をゲストに迎えて青山Cayで記念イベント開催。 ■09年10月、関西で神楽ビデオジョッキーツアー。
■09年10月、花巻で行われた「はやちね全国神楽祭」の観覧ツアーで解説ガイド。
■09年11月、横浜黄金町「試聴室その2」の「モダンルーツ・ラボvol.2」で、アイヌのミュージシャン、ToyToyと実験ライブ。
■09年12月、白金クーリーズ・クリークの「しあわせhappy展」のオープニングパーティーのライブに参加
■09年12月、上島敏昭率いる浅草雑芸団のメンバーとして越谷のイベントで大道芸首都圏デビュー。チンドンなど手伝う。
■09年12月、切り紙研究家・下中菜穂とコラボワークショップ「冬至と神楽と切り紙と」を世田谷ものづくり学校で開催。
■09年12月、くくのち学舎主催@四谷ひろば「くくのち冬まつり」でミニライブ。

■10年1月、浅草雑芸団の「春駒・隅田川七福神めぐり」に参加。祝福芸で大道芸、門付けなど行う。
■10年1月、札幌「ト・オン・カフェ」で北海道初の神楽ビデオジョッキーを開く。 ■10年1月、白金クーリーズ・クリークの「しあわせhappy展」のクロージングパーティーのライブに参加
■10年2月、宮崎の諸塚南川神楽の観賞ツアーでガイドを務める。
 
   

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