LIVE INFORMATION
CD『music from cool city』リリース記念
QUOTATIONS HOT LIVE!!
FEB.11st '97 at BESSIE HALL
札幌市中央区南4条西6丁目晴ればれビルB1 tel 011-221-6076
スペシャルゲスト!! HARRY HOSONO Jr.!!
ライブ報告
細野さんのゲスト参加の告知を一般向けには一週間前くらいまで控えていたのですが、会場のベッシーホールには何とか入ってもらったというくらいのお客さんで満員となりました。
今回はQUOTATIONSの音楽性からして「ひょっしとたら」という期待のファンが多く、YMO以前からのファンが多く駆けつけました。Niftyで見たといって埼玉から来た若い女性もいました。
そんなわけでメインのQUOTATIONSも今回は張り切らざるを得ません。アルバムの曲に新曲を加えて前半の一時間はたっぷりQUOTATIONSの世界を披露。後半にいよいよ細野さん登場です。
まずはニューオリンズフレイバーの『蝶々SAN』から。本人が「20年ぶりかな」というくらい久しぶりの歌声です。「この20年の間に歌のキーが2度下がった」と弁解を入れていましたが深く滋味たっぷりの声はさすがのものでした。続いては15年ぶりの「ハライソ」収録の名曲『ウォーリー・ビーズ』、そしてここのところよく歌っている『ハニームーン』と細野ワールドが3曲続き、この時はキーボードを弾きながらの歌でしたが、次はQUOTATIONSのライブの定番であるニューオリンズのR&Bのスタンダードメドレーでベースを弾いてくれました。「ぼくの周りではこういう音楽をする人がすっかり消えちゃって、だからわざわざここまで来て楽しんでます。」と言いながら『Iko Iko』『Don't You Just Know It』『Hige Brood Pressure』で華麗なベースを弾いてくれました。その後も最後までパーカッションなどでQUOTATIONSの演奏に参加してくれて細野晴臣ファンにとっては「大事件の一夜」となりました。
「今度は東京で一緒にやりましょう」と言ってくれたので、この「事件」はまだ続くかもしれません。
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